こんにちは!兵庫県神戸市の株式会社Zeal(ジール)です。
玄関周りのアイテムをすっきりと片付けることができる「シューズクローク(土間収納)」は、リフォームにおいて非常に人気のあるご要望の一つです。
しかし、靴だけでなくベビーカーやアウトドア用品などをどこにどう置くか、湿気やニオイ対策はどうするかなど、事前にしっかりと計画しておかないと、住み始めてから使い勝手の悪さを感じてしまうこともあります。
今回は、玄関や土間収納の寸法、動線計画、現場での施工の工夫などについて、リフォームのプロの視点から詳しくお伝えします。
シューズクロークの扉の有無と目隠しの工夫
シューズクロークの入り口に扉をつけるべきか、それともオープンにするべきかで悩む方は多いですが、実際の現場ではオープンを選ばれる方がほとんどです。
靴のニオイがこもるのを避けたいというのも大きな理由のひとつです。
また、意外にもあまり開閉しないという声も多く伺えます。
ただ、来客時にどうしても目隠しをしたいというご要望もあります。その場合は、開けている時はオープンに見えるアウトセットの引き戸にしたり、コストを抑えるためにロールスクリーンやカーテンを設置したりします。
ロールスクリーンよりもカーテンをおすすめすることも多いです。
出かける前の急いでいる時に、チェーンを引っ張って開けるのは手間ですし、手で押し上げるタイプでも生地が汚れやすくなります。
サッと手で開けられて、洗うことのできるカーテンの方が実用的で、アーチ壁などにしてレトロな雰囲気を出す場合も、柄物の生地で遊びを取り入れやすいです。
戸建ての場合は段差があるので建具をどの高さにするか難しいですが、マンションの場合はフラットなのでそういった制限は少ないです。
出入り口のスタイル特徴とプロの視点
| スタイル | 特徴 | プロの視点 |
|---|---|---|
| オープン(扉なし) | ニオイや湿気がこもりにくく、出入りがスムーズ。 | よく選ばれるスタイル。 |
| アウトセット引き戸(スライドタイプの引き戸) | 来客時にしっかり目隠しができる。 | コストはかかるが、開け放してオープンにしておくことも可能。スペースに余裕が必要。 |
| カーテン | コストを抑えつつ目隠しが可能。 | サッと開け閉めでき、生地のデザインで空間のアクセントにもなる。 |
| ロールスクリーン | すっきりとした見た目になる。 | 急いでいる時の開け閉めが少し手間に感じる場合がある。 |
ウォークスルー型の動線と注意点
玄関を来客用と家族用に分け、シューズクロークを通り抜けられるようにする「ウォークスルー型(2WAY)」も人気ですが、間取りによっては注意が必要です。
最近はお家全体がコンパクトになってきているため、ウォークスルー型にして入り口と出口の2箇所を開口すると、人が立つ通路の分だけ収納量が減ってしまいます。
通り抜ける場所を作らない方が、壁面を多く使えて収納力は上がります。

ウォークスルー型にするメリットが大きいのは、シューズクロークからキッチンのパントリー側に直接抜けられるような間取りです。
まとめ買いした重いお水や炭酸、お米などをそのまま運べるので非常に便利です。
ただ、廊下と玄関の距離が近い間取りであれば、わざわざ動線を分けなくても大差ないこともあります。
毎日たくさんの来客があるご家庭でなければ、お客さん専用の空間を作らなくても良いかもしれません。
ベビーカーや趣味のアイテムを収納する広さ・通路幅
シューズクロークには靴だけでなく、ベビーカーやゴルフバッグ、アウトドア用品などを収納したいというご要望も多くいただきます。

