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リノベコラム

2026/05/14 2026/05/14

失敗しないペットリフォーム!愛犬・愛猫と快適に暮らすプロの極意

こんにちは!兵庫県神戸市を中心に、地域密着でリフォームやリノベーションを手掛ける株式会社Zeal(ジール)です。

「愛犬の足腰のために滑らない床にしたい」、「愛猫の爪とぎで壁紙がボロボロ…」、「どうしてもトイレのアンモニア臭が気になってしまう」

ペットを家族としてお迎えしているご家庭において、このようなお悩みは尽きないものです。

動物病院で関節の病気を指摘されたり、急な来客時にニオイを指摘されて恥ずかしい思いをしたり……。

こうした体験をキッカケに、「家を綺麗にしたい」「ペットのために何とかしなきゃ」とリフォームを決断される方が多くいらっしゃいます。

今回は、ペットの安全や健康を守りつつ、人間にとっても洗練された美しいデザインの空間を両立させる「ペットリフォームの極意」を、現場のリアルな声とともにお届けします!

ジョイントマットの限界と床材選びのポイント

ペットを飼い始めた当初、まず直面するのが爪キズや「床が滑りやすい」という問題です。

ホームセンターで買ってきた安いジョイントマットや簡易的なカーペットを敷いて対策をしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、一時的な対策としては良くても、やがて限界が訪れます。

愛犬や愛猫の肉球の間にある毛が原因で滑ってしまったり、粗相をした時の掃除がとても大変だったり、表面が傷ついたりすぐにボロボロになってしまったりするからです。

だからこそ、ペットに配慮した専用の床材へのリフォームが必要になってきます。

床材選びに関するプロの視点

一般的なリフォームでは、「掃除の負担や抜け毛を隠すために濃い色の床を選びがちですが、例えば白い毛のペットなら、濃い色の床にすると逆に抜け毛が目立ってしまいます。選ぶ基準は『色』ではないんです。いかに清掃(掃除)が楽か、そしてその子の『癖』に合っているかが一番重要です。例えば、よく嘔吐してしまう子や、トイレ以外で粗相をしてしまう子の場合は、汚れが染み込んでしまう木質系のフローリングよりも、サッと拭き取れたり水洗いできたりするフロアタイルや長尺シートなどを選ぶべきです。

”ペットの性格や癖に合わせて床材を選ぶ”、これが大事なポイントです。」

実際にZealの現場でも採用されている、プロおすすめのペット対応床材を比較してみましょう。

メーカー・商品名 特徴とおすすめの理由 プロが注目する具体的な数値・メリット
【東リ】
タイルカーペット スクエア2400
接着剤不要でピタッと吸着し、汚れた部分だけ外して「手洗い」が可能。 滑り抵抗係数(C.S.R・D’値)が0.55と木床フローリングの約2倍。ダストポケット効果でハウスダストの舞い上がりを10分の1以下に抑制。⊿LL(Ⅰ)-4(推定L45)の防音効果で階下への足音も緩和します。
【アスワン】
ロボフロアー
ゴシゴシ水洗いできる超高密度パイル。嘔吐や粗相が多いご家庭に最強のタフさ。 約7,000本/㎠の高密度ナイロンパイルと防水性PVCバッキングにより、水が染み込まず、洗ってすぐに乾燥します。
【朝日ウッドテック】
ライブナチュラルプレミアム for Dog
木の温もりや美しいデザイン性を重視しつつ、滑り対策をしたいご家庭向け。 天然木の美しさを保ちつつ、小型犬などの足腰に負担がかかりにくい「滑りにくい塗装仕上げ」が施されており、床暖房にも対応。
【永大産業(EIDAI)】
パートナーワン
ペット向けの定番木質フローリング。 傷や汚れに強く、滑りにくい加工がされているため、木目のデザインを活かした空間作りに適しています。

「ペットと共存に必要な6要素」

① ズレない(ピタッと吸着)

裏面の特殊加工により、フローリングを傷つけずにピタッと吸着。何度でも貼って剥がせるので、模様替えもスムーズです。

② すべりにくい(足腰を守る)

木床フローリングの約2倍の滑り抵抗係数。元気なワンちゃんの急なダッシュやジャンプでも足腰への負担を軽減し、転倒事故を防ぎます。

③ 空気を清潔に保つ(消臭・防ダニ)

ホコリを抱き込む「ダストポケット効果」で、ハウスダストの舞い上がりを10分の1以下に。さらに気になるペット臭やアンモニア臭もしっかり消臭します。

④ 汚れに強い(部分洗いOK)

撥水防汚加工済み。万が一粗相をしても、汚れたピースだけを取り外して「手洗い」が可能。いつでも清潔な状態をキープできます。

⑤ 衝撃をやわらげる(クッション性)

適度なクッション性があり、万が一転倒した時の体への衝撃を和らげます。シニア犬や、高いところから飛び降りるネコちゃんにも安心です。

⑥ 音をやわらげる(防音対策)

高い防音効果(L45レベル)で、階下へ響く足音を「気配は感じるが気にならない」レベルまで緩和。マンション住まいの強い味方です。

引用元:東リのカタログより

爪とぎとアンモニア臭の根本解決

ペットリフォームにおいて、床と同じくらい悩みの種になるのが「壁の爪とぎ」と「トイレのニオイ」です。

自然素材だからと珪藻土などを塗ったり、普通の壁紙(クロス)を張り替えたりしても、結局は猫ちゃんの爪で傷つけられてボロボロになってしまいます。

ニオイ対策だけなら調湿・消臭効果のある壁材が良いですが、爪とぎの被害を防ぐには、硬いセラミックや多孔質のパネル素材を張るのが効果的です。

プロが現場で推奨している壁材
  1. LIXILの『エコカラット』:硬いセラミックなどの多孔質の素材で、爪で引っ掻かれても傷がつきにくく、デザイン性も非常に高い。
  2. タカラスタンダードのホーロー素材『エマウォール』:ホーロー素材でできているため、汚れが染み込まずサッと水拭きでき、匂いもつきません。
  3. 大建工業の『エアセレーノ』:ペット臭などの生活臭を軽減し、室内を調湿する天井・壁材。パネル状で傷にも強いのが特徴。

これらはデザイン性を保ちつつ、爪で引っ掻かれても傷つかず、吸放湿や消臭効果もあるため、アンモニア臭対策にも最適です。

もちろん、建材ではなく天然木などの壁板でも塗装できるものであれば簡単にDIYでお手入れす ることが可能です。

しかし、壁材を変えるだけが正解ではありません。

ちょっとしたアドバイス:そもそも壁で爪とぎをさせないための「環境づくり」

「猫が壁で爪とぎをしてしまうのは、そこを気に入ってしまったからです。だから、違う種類の爪とぎ器を2~3個ほど買ってきて与えてみてください。一度お気に入りの爪とぎ器を見つけて味をしめれば、そこでずっと爪とぎをするようになり、壁を傷つける可能性は低くなります。こういったペットの習性を理解した上での対策が、実は一番効果的なんです」

『プロのこだわり』市販品を置くだけはNG!デザインとペット空間の融合

「ペット専用の床材やキャットウォークを入れると、どうしても部屋に生活感やペットショップ感が出てしまってダサくなる…」と諦めていませんか?

Zealのペットリフォームは、ただペット用のアイテムを後付けするだけのものとは全く異なります。

ペットリフォームにおけるプロのこだわり

「ただ単にネットで買えるようなペット用のアイテムをペタッと貼り付けたり、市販のキャットタワーや白樺の木を買ってきてポンと置いたりするだけなら、お客様自身でできるからプロの仕事ではありません。私たちが目指しているのは、お客様が希望するテイスト(インダストリアルや北欧風といったインテリアデザイン)の中に、キャットウォークや室内ドッグランなどのペット空間を『違和感なく落とし込む』ことです。ペット用の設備が『後から取って付けたもの』に見えないように、他の壁や天井、床などの空間全体と馴染むようにデザインすることが私たちの本当の仕事だと思っています」

例えば、生活感が出やすい「ケージ」は、基本的に死角に隠せるようにするか、緊急時のみ出すように設計します。

また、家事ストレスを劇的に減らすための間取りの工夫も欠かせません。

ペットの飲み水スペースやトイレは、洗面所など水回りの近くで、かつリビングからは見えない「死角」に配置します。

そこに専用の換気扇を設置することで、物理的にニオイを外に逃がしつつ、遠くまで水を汲みに行かなくて済むという抜群の家事動線を実現できるのです。

『命を守る防衛策』不慮の脱走防止と、工事中の裏話

ペットリフォームでは、デザインや掃除のしやすさだけでなく、ペットの「命」と「安全」を守る設計も不可欠です。

特に猫ちゃんを飼っているご家庭で多いのが、玄関や窓からの不慮の脱走事故です。

荷物の受け取り時など、玄関ドアを開けた瞬間にすり抜けてしまう危険があります。

その場合には、脱走を防ぐために、玄関ドアの手前にもう一つ、店舗の風除室のような入り口(室内ドアや間仕切り)を設ける対策を提案させていただいています。

ただ壁を作ってしまうと玄関が暗くなるので、向こう側が見える透明な素材や、風と光を通す格子状の建具を使用したり、採光を確保するようにします。

その子のジャンプ力に合わせて、飛び越えられないように『天井までの高さの建具』をオーダーメイドで造作する場合もあります。

個体差に合わせた工夫をするように心がけています。

リフォーム中のペットのお留守番事情

いざリフォームをするとなった時、お客様が一番心配されるのが「工事中のペットはどうすればいいの?」という問題です。
 
リフォーム工事中は、釘が落ちていたり、大きな音が出たりするため、どうしてもペットを隔離する必要があります。
 
犬の場合はペットホテルや親戚のお家に数日間預かってもらうことが可能ですが、猫の場合はそう簡単ではありません。
 
猫は『家につく』と言われるほど環境の変化に敏感で、外に出すとストレスで病気になってしまう子もいます。
 
そのため、基本的には家の中の2階など、安全な別室に隔離した状態で工事を進めるという対応をさせてもらっています。

『将来への投資』シニア期を見据えた設計とコスパの真実

ペットに配慮したリフォームには、当然ある程度の費用がかかります。

「今のままでもなんとか飼えているし、わざわざお金をかけなくても…」と、ご主人が費用を渋るケースもあるかもしれません。

しかし、プロの視点から見ると、ペットリフォームは間違いなく「コスパの良い投資」です。

犬や猫は人間の何倍も早く年を取ります。滑りやすいツルツルのフローリングを放置してペットが関節の病気になれば、将来的にパテラ等の手術代などで何十万円という医療費が飛んでいく可能性もあります。

また、ニオイやシミが染み付いて傷だらけになった家は、将来家を売却する際に数百万円単位で査定額が下がる(損をする)リスクすらあるのです。

もちろん改修の場合も必要以上の工事費がかさみます。

そのためZealのお打ち合わせ時では、ただ希望のデザインを聞くだけでなく、ペットの「年齢」「犬種・猫種」「性格」そして「どんな癖があるか」まで徹底的にヒアリングした上で、ご提案させていただきます。

また将来シニア期を迎えた時に、関節に負担がかからない床であることはもちろん、安心して静かに過ごせる「パーソナルスペース」をどこに確保してあげるか、事前の設計段階から考慮しておくことが重要だからです。

まとめ:ペットリフォームで飼い主の意識も変わる

ヒアリングの際にペットの「年齢」「犬種・猫種」「性格」そして「どんな癖があるか」を徹底的にお伺いします。
 
長毛種か短毛種かによって掃除の大変さは違いますし、人間より早くシニア期を迎えるペットのために、段差をなくしたりパーソナルスペースを確保したりと、数年後を見据えた提案が必要だからです。
 
掃除のしやすい動線が整い、空間が綺麗になると、お客様自身の意識にも変化が生まれます。
 
「汚れたらパッとウエスなどを濡らしてすぐ拭ける」環境を作ることで、結果的にご家族全員が空間を綺麗に保つようになり、人と動物が快適に共存できる美しい家が実現するのです。

ペットリフォームは、単なる設備の入れ替えではなく、家全体のバランスを見極める確かな技術とデザイン力があってこそ成功します。

そして愛するペットとの暮らしは、お互いの日々のちょっとしたストレスをプロ目線の提案と適正な素材で解消することで、もっともっと豊かで幸せなものになります。

「うちの子に合わせた床材を知りたい」「臭いや掃除の手間をなんとかしたい」「生活感のないおしゃれなペット共生空間を作りたい」と悩まれている方は多いと思います。

だからこそ、リフォームの際は、家づくりのプロであるZealに一度ご相談ください。人間もペットも、いつまでも心地よく暮らせる最高の空間を一緒に作り上げましょう!